きみまち阪
大宮のうちにありてもあつき日を
いかなる山か 君はこゆらむ
明治14年、東北巡幸の途中、この地で皇后の便りを受けた明治天皇は、一帯の風景の美しさと合わせて感動され、後に名称が定まっていなかったこの地に「傒后阪(きみまちざか)」という名称をつけられました。
その際に届けられた便りには“大宮のうちにありてもあつき日をいかなる山か君はこゆらむ”という和歌がしたためられており、まさに、長旅を気遣う皇后から天皇への恋文でした。
また、書家の赤星藍城は、きみまち阪に立ち、“まさに天下の景観は皆この地に集めたように見事である”と書に記しました。
自然情緒豊かなきみまち坂は、四季折々の美しい姿を私たちに見せてくれます。
七座山
静寂と神秘の山 七座山
七座山は、権現倉、烏帽子倉、蓑倉、三本杉倉、柴倉、大倉、松倉の、七つの峰が連なる連山です。米代川を挟んだ対岸のきみまち阪からは、七座山の美しい姿を望むことができます。
藩政時代には、藩が管理する山とし保護されてきたことから、山中には樹齢300年あまりの天然秋田杉が林立しています。
また、遊歩道が整備されており、どなたでも気軽に、軽登山や散策を楽しむことができます。
米代川
能代市の中央部を東西に流れる米代川。
1964年までは、秋田杉の丸太で組んだ大筏が、七座山のふもと、天神貯木場から能代にむけて、米代川を下る光景が見られました。
現在は、二ツ井町観光協会 天神工房が、6月から10月までの期間、カヌー体験を行っているほか、カヌーの製作、販売を行っています。川面を渡る風、雄大な自然を感じながら、川くだりを楽しむことができます。
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七座神社
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天神工房
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桜づつみ公園
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銀杏山神社
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ゆっちゃん
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恋文商店街
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風の松原
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旧料亭金勇
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